糖質制限+サプリメントを6ヶ月やってみた結果

この記事では、
栄養療法のクリニックに行き始めた前後の
体調などについてまとめようと思います。

クリニックに行き始めた前後は、
糖質制限サプリメントを始めてから半年ぐらいという
わりとキリのいいタイミングでした。

 

つまりこれは、
糖質制限サプリメントについては
ほとんど何も知らなかった人が、
体調が悪いのをどうにかしようとして
自分でいろいろ調べて
半年間自分なりにやってみたらこうなった、
的なまとめでもあります。

 

 

どんなことをやっていたのか

始めてから半年ぐらいでは
以下のような感じでした。

毎食
・肉と野菜が大体半々程度になるように、食事を作って食べる
・卵、乳製品 、魚、ナッツ、豆製品もたまに食べる
・どうしても食べたいときは、スーパーのお惣菜なども利用する
・主食、お菓子、ジュースはほとんど飲食しない
・果物は一日一回、量はりんご半分程度
・カフェインの入ったものや糖質が多いとされる野菜(かぼちゃやイモ類)は週に一度くらい
・牛乳、アルコール類は摂らない
・甘いものが欲しくなったらココナッツバターを食べる
・食べたい時はカカオ90%以上のチョコレートを食べる

 サプリメント
毎食中(難しいときは毎食後):ビタミンB群
毎食後: ビタミンC
一日に1~2回:食物繊維

↓ 実際に飲んでいたサプリメントはこちらです。

cleta.hatenablog.com

cleta.hatenablog.com

 

6ヶ月やってみてどうなったか

体調の変化

以前よりは明らかに良くなっていました。

糖質制限サプリメントを始める前は、
机やパソコンに向かっていても
すぐ疲れてしまって横になってばかりでした。
集中力や記憶力もひどく落ちている自覚がありました。
「この年齢でこれはちょっとマズいんじゃないか」と思うぐらい。

↑ 後日この本を読んだところ、
色々な点でうなずけるところがたくさんありました。
当時の私の脳はかなり老化していたんだと思います。

 

糖質制限サプリメントを始めてからは
横になる回数はかなり減りましたし、
集中力や記憶力も少しずつ戻っていきました。
健康な時に比べたらまだまだですが、
全体的にしっかりしてきた感じでした。


しかし
寝つきが悪く、朝起きられない状態に。
生活のリズムが崩れていましたね。
特別なことをしたというわけでもないのに
布団に入っても寝つけないんです。

これに関しては
始める前よりも悪化していた、
と言えると思います。


食欲も結構おかしかったです。
どう考えても胃がいっぱいなのに、
「食べたい」という感覚が消えなくて
食べ続けたことがたまにありました。
もちろん、過食症だとか
吐くまで食べるようなことにはなりませんでしたが。

ドカ食いの後には当然胃が重くなります。
「苦しいから勘弁してほしい…」と
何度も思いました。


また、自発的に体を動かそうとしたこともありましたが
「まだちょっとムリっぽいな」と感じて
結局やめてしまいました。

ムリすれば動けたかもしれませんが、
今それをやってしまうとまた元に戻ってしまう、と
やっと分かるようになってきたんですね。

糖質制限サプリメントを始める前は
ある行動が自分にとってムリなのかどうかすら
よく分からない、
上手く判断できない、
といったところがあったので
「自分の感覚を取り戻せるようになってきた」
という意味では進歩していたと思います。

 

気分の変化

イライラしたり、脈絡なく悲しい気分になることが
だんだん少なくなって来ました。

音楽を聴こうという気になり、
また、聴いて楽しむことが出来るようになりました。
以前は、例え気に入っていた曲でも
神経にさわるような感じがして
聴く気が起きなかったんです。


それから
はじめの「体調の変化」の続きのような感じになりますが、
頑張ることを徐々にやめられるようになってきました。

「休息をとるのも立派な治療なのです」
というようなことをどこかのサイトで見て
「ああ、そうだよなあ」
と思えるようになるぐらいにまでは
落ち着いてきました。


前はそういうことを見ても
ちっとも納得できなくてスルーだったんです。
あるいは「わかるわかる」と思っても
行動に全く反映させることができなかったり。

少しでも体調が良くなってくると
なにか自分のためになることをやろうと
色々動いてしまいがちでした。

このブログを書き始めたのも
その一環かもしれません(笑)


少しずつ、物の感じ方や行動のしかたが
変わってきていたのだと思います。

 


そういえば、上記の本にもあったのですが
中枢神経を休ませるには「瞑想」がいい、
という話を耳にしたことがある方も多いと思います。

いいということは試してみようと思って
私もやってみようとしたのですが、
できませんでした。

ボーっとしようとしても
次から次へと脈絡の無い考えが湧いてきて
ちっとも頭が休まりませんでした。

何回やってもちっとも上手く行かないので
あきらめました。


きっと、瞑想をするにしても
最低限の身体の調子(栄養状態)というのがあるのだと思います。

「瞑想ができない」という方がいらしたら、
もしかすると身体の中の栄養が
上手く働いていないのかもしれません。

 

車をこすった

これは失敗談です。

お正月時期に、車で親戚の家に手伝いに行きました。
するとそこで、つきたてのおモチをすすめられたんです。

まあそうですよね。
普通そういう流れになりますよね。
私も不注意でした。

「調子良くなってきたからいいかな…」
「断るのもちょっとな…」
と思って小さめなものをいくつか食べました。
食べてしまいました。


車での帰りに、家の近くの狭い道を通ると
そこには対向車が。

いつもなら止まるだろう私が
なぜかその時は止まらず
カベに側面を結構な範囲にわたってこすりつけてしまいました…
対向車にぶつからなくて本当に良かったです。


当時の食生活は、主食をほとんど取っていないものでした。
ずっとほとんど食べていなかった糖質。
突然それなりの量を食べたのですから
何かあっても当然だったのだろうと思います。

他の原因もあるのかもしれないですけど
どうも思い当たらないんですよね。
本当のところどうだったのかは分かりませんが、
「糖質を急に取ったから」というのは
大きな要因なのではと考えています。

 

体型の変化

糖質制限でやせるのか?」
興味のある方はたくさんいると思います。

 

「やせる」という言葉からは
「スリムになる」ということが
一般的にイメージされがちだと思います。

しかし、
糖質制限でやせる」というのは
どちらかというと
「自分に適した体形になれる」
ということのようです。

↓ 2014年でちょっと古い記事ですが参考に。

koujiebe.blog95.fc2.com

 

体重が減ればいい、
というものでもないかな、と思うのです。
同じ体積ならば筋肉の方が脂肪よりも重い、
という話を聞いたことがある方も多いでしょう。


はじめの「体調の変化」のところにも書きましたが、
糖質制限サプリメントを始めてから半年間というもの
私は運動らしいことはほとんどしていませんでした。
ほぼ引きこもり状態です。

体形を気にするよりも、
まず体調をどうにかしようとしていました。


それで以下のような結果が。

体重:

糖質制限を始める前は平均的な体重。

1kgぐらい増えた。

(筋肉がついたのかもと勝手に思っている)

 

体形:

変化を感じず。

今までの服が問題なく着られる。


ある意味すごいと思いませんか?
かなり苦しくなるまで食べることもあったのに。

久しぶりに履くジーンズに
恐る恐る足を入れて
「あんなに食べてるのにジーンズがキツくならない!」
と感じるのはけっこう快感です。

 

少しずつですが
柔らかくなり、ゆるんできていたのだと思います。

「じゃあ太くなったんじゃないか?」
と思われるかも知れませんが、
上でも書いた通り、服はきつくなっていない。

 

私の身体ですが、
体重は平均的とはいえ
見た目はむしろふくらんで見えます。
触るとガチガチでした。

自分で気に入っていたかというと
決してそんなことはありません。

好きかキライかで答えてくれと言われれば
「キライ」と即答するぐらいです。

 

昔から冷たいし重いし、
肩こりもひどいし、
自分で運動しようがジムに通おうが
ちっともやせない(形が良くならない)し、
さわればガチガチに硬いけど絶対筋肉じゃないし、

「いったいどうすればこの身体は変わるんだ?」
「これは本当に自分の身体なのか?」
ってぐらいでした。


それがこの半年で
「いったいどうすればこの身体は変わるんだ?」
から
「なんだかこの身体が変わりそうになってきた!」
になった感じですね。


特に足。
メジャーで測定などはしていないので数値は示せませんが、
自分の体全体が映る大きな鏡で見て
「なんだかマシになってきたかな」
「この調子で引きしまっていってくれればいいな」
と思えるようになりました。

基本的にズボラなので、細かく測ったりはしません(笑)
全体的なバランスというか、鏡で見て
「これは私だな」「自分らしい身体だな」と思えれば
それでいいというスタンスです。


なので、厳密さを求められると困るのですが、
確実に言えることは
糖質制限サプリメントで体形が良い方向に変わりつつある」
ということです。

 

まとめ・6ヶ月でどう変わったか

まとめると、
良くはなってきたけれど
普通の生活をするのには、まだまだ
きびしい状態だったということになります。

そして、
総じて良くなってきたのですが
悪くなったところもありました。


糖質制限サプリメントを始めた当初は
かなり効果を感じることができたので
「すごい!これはすごい!!」
と大興奮していました。

でも、続けていくにつれて
ぐんぐん回復というわけにはいかず、
生活のリズムが崩れたりしていき、
色々調べていくうちに
「ちょっとこれは自分の手には負えなそうだ」
「自分ひとりで解決できそうな問題ではない」
と思ったのです。

 

当時の私の状態は
自分で考えていたよりも
ずっと複雑で不安定なものだったようです。

8年間マトモに生活できていなかったんですから
当然と言えば当然かもしれません。

 

これを書いている今、
もちろん
糖質制限サプリメントをやって良かったと思っていますし
まだしばらくは続けていく予定です。

ただ、もし上手く回復していかない場合は
一体どうすればいいのか?

また、このような食生活を続けていくのに
注意すべきことは何か?

そのあたりのことを考えながら
これからのブログ記事を更新していきたいです。