私が鉄サプリメントを止めた理由
鉄は活性酸素の発生源である
炎症があり、ヘプシジンが分泌されている場合に鉄サプリを補給する意味合いは殆どありません。
サプリが効いているという実感が湧かなかった
実のところ、私の場合、
ビタミンB群やビタミンCについては、
飲まなかった場合に
体調が大きく違ってきました。
状況によってどうしても飲めなかったり
あるいは
(実験と考えて)
わざと飲まなかったりしたこともありました。
いずれにしろ、体調の変化がありました。
「ああ、飲んでないから身体がふらつくんだな。
まだしばらく続けていたほうがいいな」
「気分が落ち気味なのは飲んでいないからだな」
などと感じることができた。
そのため
「どうやら効いているようだ」
「飲んだほうがいい」
と判断できたわけです。
しかしヘム鉄に関しては
そういうことは無かったのです。
完全に無かったとまでは言い切れませんが、
あったとしてもあまり覚えていません。
「どうやら、私の身体はこの
『鉄サプリを補給する意味合いは殆どない』状態なのでは?」
そういった疑問が湧いてきたのが
ヘム鉄を飲むのを止めた大きな原因になりました。
鉄不足(貧血)には2種類ある
もちろん、
「鉄を飲み始めたら体調が良くなった!」
という声があることは確かです。
鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事
ヘム鉄で効果を感じられる人と
そうではない人がいるということですね。
これはどういうことかというと、
鉄不足(貧血)には
「単純に、体内の鉄が足りない場合」
「身体の鉄の吸収が上手くいっていない場合」
の2種類がある。
「単純に、体内の鉄が足りない場合」なら
鉄分の多い食べ物を食べたり
サプリメントで補給したりすれば解決します。
「身体の鉄の吸収が上手くいっていない場合」だと
摂る量を増やしただけでは解決しません。
以前に書いたように
ビタミンCと一緒に摂る、といったような
採る際の工夫も必要だと思いますし
(↓ 鉄の効果的な摂り方について書いてあります)
何より、代謝自体を良くしていく必要があるんですね。
そこでどうすればいいのかは
ここに書いてあります。
しかし、私はこれを見て
「これは複雑で、どうも私の手には負えなさそうだ」
「自分で調べて体調を良くしていくのは無理だ」
「出来るかも知れないが、どのくらい時間がかかるかわからない」
と思い、クリニックで治療することを選びました。
考えてみると私はずっと鉄不足だったのです。
思い返してみると高校生の時にはすでに
貧血気味だという検査結果が言い渡されていました。
それからもずっと、貧血か
良くても、貧血とそうでないところのボーダーラインあたり
という状態でした。
(身体がふらついたりなどという
貧血の典型的な症状は
なぜかほとんどありませんでしたが)
そんな昔から貧血だったということは
そんな昔から身体の鉄の吸収が上手くいってなかった、
ということになりますよね。
自分で考えていたよりも
問題の根は深いのではないか。
そう考えてクリニックの予約をすることに決めました。