糖質制限のここが魅力的
私が、どうして糖質制限を始めようかと思ったかといいますと、大きく分けて3つの理由がありました。
悩んでいる症状のほとんどに効果がありそうだ
糖質制限の何に惹かれたかというと、まず
「私が悩んでいる症状のほとんどに効果がありそうだ」
ということでした。
以下のような、不定愁訴と呼ばれる状態が良くなる、ということなんですよね。
・疲れが取れない
・やる気が起きない
・睡眠障害がある
・気分の浮き沈みが激しい
などなど。
他にも、ダイエット効果などのために始める方も多いのでしょうけれど、
私の場合はまず「悩まされている不定愁訴をなんとかしたい」ということがありました。
別な言い方をすれば、「体質改善」とも言えると思います。
そして 、元の健康な状態を取り戻して、人間らしい生活を送りたい!
もうこんな何をやっても楽しくない、疲れてばかりの、自分に自信の持てない状態でいるのなんて冗談じゃない!!
…そんな感じでしたね。
シンプルで、難しくない
それから、
「方法がシンプルである」
「そんなに難しくない」
ことも挙げられます。
もちろん、注意しておかなければならない大切なことはいくつかありますが、それにしても、私にとっては簡単そうだと思いました。
なんといっても
「主食と糖質を使ったもの以外だったら、何を食べてもいい」
ということになりますからね。
(これはかなり大ざっぱな説明ですが)
何か特別な食材を買う必要もなく、毎日の食事の内容を変えるだけ。「制限」と名前には入っていますが、食べることのできるものの幅は結構広いのです。今まで試したことのあるマクロビオティックなどに比べたら、ものすごく楽なのでは?と思いました。
例えばマクロビオティックだと、私の感覚では「食べてはいけないものが多い」と感じました。「こういったものは食べてはならない(あるいは避けたほうがいい)」というものが多かった気がします。
(マクロビオティックは続けるのが結構大変でした。ということで、今はやっていません。しかしマクロビオティックにも「これは使えそうかな」「これはその通りかもしれない」と思うところが多々あります。そういった知識は、一つのものの見方として「有り」なのではないかと思っています)
単なる書かれかた・表現のされかたの問題なのかもしれませんが、「糖質の入っているもの以外だったら食べていい」というのは心理的な圧迫感が軽くて、敷居が低く感じられました。
とりあえず2週間続けてみればわかる
あと
「もし効果が無くても、特に問題は無さそうだ」
というのもありますね。
私の参考にした本には
「まずは2週間続けてみてください」
とありました。
2週間続けて効果が無かったら、そこで止めればいいわけですものね。
食事を2週間変えるぐらいだったら、大きな副作用や実害も無いだろうと思いました。
ただ、ある程度の下調べは必要だと思います。
正しいやり方をチェックしてから始めたほうがいいな、と、当時のボヤボヤした頭でなんとか考えながら実行に移すことにしました。
参考にした本
私が糖質制限を始める前に参考にした本は3冊あります。
1冊目はこちら。
こちらは、自律神経や疲れだけではなく、さまざまな病気にも糖質制限が有効である、ということが分かりやすくまとまっています。
どのような病気に効果があるかというと
がん、糖尿病、妊娠糖尿病、アトピー、歯科、外科治療、
病気の他にも、子どもの教育や食育などと幅広い分野に渡っています。
私はこれを読むまで糖質制限について全く知らなかったので、初めて読んだときに「こんなに色んな治療・予防に使われているのか!」とびっくりしたことを覚えています。それまで糖質制限という言葉はなんとなく聞いたことがあったのですが、これだけ多岐にわたってしかも結果がきちんと出ているということに驚き、また、糖質制限を試してみることへの安心感を持つことができました。
「病気や不定愁訴は特に無いけれど、糖質制限って何なのか知りたい」という方にもおすすめの一冊だと思います。
他の2冊は、タイトルには「糖質制限」という文字は入っていませんが、血糖値をコントロールすることの大切さと、その方法(つまり糖質制限)についての本です。
片方は「自律神経」、もう片方は「疲れ」にフォーカスしてまとめてあります。
どちらの本も「糖質という観点から見て、(自律神経あるいは疲れに対して)どのようなことをすればよいのか」書いてあります。
同時に摂った方が良いと思われる栄養素(サプリメント)について載っています。
また、「ケトアシドーシス」という注意点についても言及されています。
こちらは、どの食べ物に何の栄養素が含まれているかを大まかに示してある表や、糖質が多い食品と少ない食品を一覧にした表がついています。
次回は、糖質制限を始める前に考えた、リスクについて書こうと思います。